さて、最後の課題です。
今まで、Google Earth使ったり、vizimoで遊んでみたり、仮想博物館(?)みたいなものを考えてみたりしましたが、これが最後の課題です。
テーマは、「実社会の『work』をSecond Lifeにトランスレートする」
実世界に存在する「work」を、Second Life上に展開したらどうなるのか、を提案する課題です。
では、私の提案を記述していきたいと思います。

<テーマ>
トランスレートする職業として、「研究者」を取り上げ、展開を論じていきたい。
<実世界での問題点>
研究者は普段、それぞれが専門とする分野の研究に励んでいる。では、その人達の最も大きな“目的”とは何であろうか?それは、“学会などに出向いて、自分の研究の成果を発表すること”である。そこで自分の研究が世界に認められれば、それが人々のために役立てられていくのである。
しかし、研究者が発表の場として利用する“学会“は、身近な場所で行われるわけではなく、むしろ日本を離れた遠い地域で行われることも少なくない。この場合、研究者は自らの研究にあてる時間やコストを移動のために割き、わざわざ遠いところまで出向いているのである。現在のこのシステムは、時間や費用の面以外にも、肉体的・精神的ストレスを伴うものであり、一部では研究の妨げになっている場合もあるのだ。
そこで今回私は、「研究者のための、学会などの発表の場」に焦点をあて、考えていきたい。
<Second Lifeでの改善案>
まず、Second Life上に、主催者(*1)が学会の場(*2)を作る。→Second Gakkai(以下SG)
↓
研究者がそれぞれのSG(*3)で発表を行う。
↓
SGでは、参加者であれば自由に意見することができる。
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SGには併設して交流スペースが設けてあり、発表を終えてから参加者同士で情報を交換することもできる。
*1 実社会でも主催している、大学や企業など
*2 学会は招待性で、(招待されていない)一般のユーザーは入ることができない。
*3 学会は分野毎にわかれており、自分の分野にあった場を探すことができる。
<期待されるもの>
・今まで学会が開催される場所に行くために使っていた費用を、研究費にあてるなど、有効に使うことができる。
・場所を変えることで起きる、肉体的・精神的ストレスから研究者を助ける意味でも有効である。
・特に研究者に家族がいる場合、今までは出張続きで家族と過ごす時間が短く、コミュニケーションを取れなかった人も、自宅から学会に参加できるため、家族とのコミュニケーションの機会を持つことができる。
以上より、「研究者」をSecond Life上にトランスレートすることには現在でもニーズがあり、十分実現可能であると考える。